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豊橋鉄道渥美線のターミナル、新豊橋。
駅名を変えるほど離れた場所にある訳ではありませんが、
名古屋や大阪(梅田)、その他の都市を思い出すと珍しい話ではありません。
新宿、渋谷や池袋などの方がむしろ珍しいのかも。
ICカードの簡易改札機が立つ改札口ですが、
係員の立ついわゆる場所がほとんどない独特の造りです。


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そんなに時間がある訳ではないのですが、
昨日に続き少しでも豊橋鉄道に乗っておこうと初乗り区間の運賃を確かめICカードで入場。
2本あるホームの片側には扉の空いていない青色の編成が停まっています。


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そして発車案内の出ている向かいのホームには緑の編成。


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編成毎に花の愛称がついているようで、
この編成は「椿」。
一昨年、上田電鉄からは引退した元東急7200系ですが、
こちらでは渥美線の顔として活躍中です。
線路の向こう側にはJR駅の長いホームが見えますけど
さすがにあちらもこの場所までホームを使う長い編成はほとんど無いようです。


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運転台は基本的に東急時代の面影を残し、
と言うか、ワンマン機器が無い分ほぼ原形の状態です。


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上田電鉄での末期は丸窓電車として車内も木目調ラッピングをされていたので
実情以上にレトロな感じがしましたが、
こちらはモケットの張り替え以外は原形の雰囲気。


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意外と多くの乗客を集めて発車。
暫くはJRの構内に沿って走ります。
乗った時は気づかなかったのですが、
新豊橋の隣には花田信号所というJRとの接続線分岐点があり、
元々はここが新豊橋駅だったそうです。
改めて写真を調べると分岐器こそは撮っていなかったものの、
キヤ97を含めた車窓として撮ったカットに場内信号機が写っていました。


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柳生橋を過ぎ、カーブして東海道線のオーバーパスを登ります。


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新幹線をくぐると交換設備のある小池駅が見えてきました。
対向は黄緑色の編成が進入中。


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豊橋からの初乗り区間はここまで。
今、上り列車と交換してしまったので次の列車まで少しあるなぁ、
と思いつつ、
散歩がてら歩いて戻ってもいいか、と思いながら降車。
運転士さんが集札に降りて来ましたが、
私がホームの簡易改札機にICカードをタッチしたのを見ると、
すぐ運転台に乗り込んでいきました。


=続く=






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