ぐうたら鉄雑記

Yahooブログから引っ越してまいりました。 イマイチ行動力が足りない親父鉄の行動記です。

2019年10月

238w191IMG_6187
改札口を出て最初にやることは、
出札窓口で乗車券の受け取り。
今回も標準で指定された列車で帰ります。


239w191IMG_6186
というのも一本後の列車は普通車のみの編成であり、
夕立のことなど考えるとあえて指定されている特別車から変更することは
冒険と考えたからです。


241w191IMG_6193
乗車券を引き替えている間、息子は外で誰かと談笑していました。
聞けば見学中に知り合った方で、
仙人谷駅で客車のブレーキを見ている時に知り合ったそうです。
マニアックな場所を見ていたことで話をしていると、
お互い同業者と分かりすぐに意気投合。
更に聞いたところ私の友人も務めている会社で、
なんとその友人と同じ職場に居るとのことでした。
まったく世間は狭いですね(^▽^;)


242w191IMG_6200
一旦その方と別れ、発電所で戴いた割引券を使いソフトクリームを購入。
昨年は宇奈月駅でのもので、一人だったこともあり使う事はありませんでしたが、
今年はこちらで使えるものだったのでちょうど良い一息タイム。


245w191IMG_6216
ソフトクリームを食べながら駅前広場を眺めます。
水平歩道の入口に初めて気づきました。
ここからパノラマ展望台までは本格登山の装備は必要ありませんが、
それでも物凄い登坂路であり
ハイキング気分で気軽に気軽に立ち入る場所ではありません。


243w191IMG_6204
一般的な散策路は渓谷沿いに人食い岩方面へと続く道。
考えてみると欅平に来たのはパノラマ展望ツアーと黒部ルート見学会のみ。
いずれは欅平や鐘釣周辺を散策する旅行に来たいと思います。


244w191IMG_6213
特別客車を連結した列車が到着しました。
この折り返しが私達の乗る列車になります。


246w191IMG_6225
入れ違いに先発の列車が発車。
ソフトクリームを買っている間に、
欅平下部駅から乗って来た工事列車は行ってしまいました。


247w191IMG_6235
30分ほどで散策を切り上げ、
早目に改札に並びました。


=続く=






お越しいただきありがとうございます
クリックで応援していただけると励みになります

223w191IMG_6158
欅平駅のホーム終端で私達を降ろした列車は、
すぐトンネル方向に引き上げてしまいました。


224w191IMG_6161
長いホームを改札口に向かって歩きます。


226w191IMG_6165
ホーム端部からすぐのところに冬季歩道の出入り口があります。
今回ここの見学はなく、ちょっと残念。


225w191IMG_6164
すぐその先でヘルメットを返却します。
いよいよこれで見学ツアーも終了。


227w191IMG_6168
後ろを見ると、先ほどの列車が隣の線路に転線していました。


229w191IMG_6171
意外だったのは、機関車と共にワ形貨車も再度引き上げられたこと。
てっきり客車と一緒に混合の専用列車になると思ったのですが。


228w191IMG_6170
その客車に向かい、EDM30の単機が向かっていきます。


230w191IMG_6173
入換合図を頼りにスムーズな連結。
推進で連結するというのは慣れないとなかなかできるものではありません。


231w191IMG_6175
と、入換作業に気をとられつつ、
解散場所である改札前に向かいます。
ホームの駅名標はすでに本線のみの表記であり、
黒部ルートの存在は全く分かりません。


232w191IMG_6177
ホームの向こうにコンクリート造りの建物が見えます。
これは、先ほど見学した仙人谷ダムからの水で発電する黒部川第三発電所。


233w191IMG_6178
ホームの途中に勾配票がありました。
ほとんど水平に感じるホームですが、
意外と傾斜を持っています。


234w191IMG_6179
この発電所のために「高熱隧道」は掘削され、
そのルートは後の「黒部川第四発電所」建設に再び活躍したのです。


236wPS191IMG_0241
改札手前で集合し、解散の挨拶。
黒部ダムからお世話になった案内人さん、
ありがとうございました。


237wPS191IMG_0245
パノラマ展望ツアーもそうですが、
欅平下部駅からの列車が着くのは本線の降車客がいなくなったタイミング。
解散したのちは改札口をフリー出場となります。


=続く=






お越しいただきありがとうございます
クリックで応援していただけると励みになります

208w191IMG_6099
竪坑エレベーターを降りると、
すぐ目の前が列車の乗り場です。


207w191IMG_6098
ここは欅平駅構内の扱いですが、
独立した事務室があります。


215w191IMG_6119
事務室の窓に張られている、黒部ルート全体のダイヤグラム。
日付を確認しましたが昨年来た時と同じで、
ダイヤ改正は行われていないようでした。


209w191IMG_6101
機回し線には上部軌道から来たワ形貨車が停まっており、
列車はまだ到着していません。


210w191IMG_6103
少しして、ED形の牽く列車が姿を現しました。


212w191IMG_6108
少し先で停止しポイントの切り替えがされます。


213w191IMG_6111
そしてゆっくりとこちらに後退してきました。


214w191IMG_6116
停止して客扱いの準備がされます。
今回の編成は3100形かと思ったら、


216w191IMG_6123
2500形との混成編成で、昨年の乗車時と同じ編成でした。


217w191IMG_6127
3両ある客車のうち2両が私達見学者に割り当てられています。
私は真ん中のボハ2552号車に乗車。
客室扉横に開閉のスイッチが付いた、工事列車専用車です。


218w191IMG_6135
全員が乗るとすぐに発車。


219w191IMG_6139
少し進んで向きを変え、
欅平駅に向かって走ります。
トンネル内は黄色の回転灯と警報音で列車の走行が知らされています。


220wPS191IMG_0233
トンネルを出て覆道を更に進むと、


221wPS191IMG_0235
本線の車両が留置されているのが見え、
左側にはホームが見えてきました。


222w191IMG_6154
欅平駅のホームに降り立ち、黒部ルート終了。
黒部ダム駅から延々と続く地下世界の旅でした。


=続く=






お越しいただきありがとうございます
クリックで応援していただけると励みになります

196w191IMG_6086
展望台の見学を終えてトンネルに戻ります。
線路上ではハ170号が充電中。


197w191IMG_6087
こちら側も線路が続いています。
エレベーター積込みの機回し線や、
エレベーターを避けて検修庫方面に向かう分岐もあり中々複雑。


199w191IMG_6089
私達は来た道を戻りエレベーターの反対側へ。


200w191IMG_6094
先ほどまでいた貨車と機関車が居なくなっています。
私達が展望台見学をしている間に貨車を降ろし、
機関車も機回し線から位置を変えたのでしょう。


201w191IMG_6095
こんどこそエレベーターに乗り込みます。


202w191IMG_6096
とても天井が高いゴンドラ。
建設の際はどのようなのを積んだのでしょう。


203wPS191IMG_0218
エレベーター内には歴史と構造の簡単な説明があります。


205wPS191IMG_0222
特徴的な非常用ステップ。
あそこに上がるだけでも大変でしょう。


204wPS191IMG_0220
説明を聞いたり計器を見ているうちに、終盤に差し掛かります。


206wPS191IMG_0227
僅か1分少々で200mを降り、欅平下部駅に到着です。


=続く=






お越しいただきありがとうございます
クリックで応援していただけると励みになります

183w191IMG_6050
黒部ダムからひたすら地下を通り、
欅平までやってきました。


184w191IMG_6053
幻の上部軌道とはここでお別れ、
しかし編成中のワ型貨車はエレベーターに積み込まれ、
本線まで直通します。


185w191IMG_6055
黒部ルート規格のデザインとは違うシンプルな案内標。


188w191IMG_6062
そして、上部線1号トンネルの銘板があります。


186w191IMG_6056
ここは上部軌道の基地となる場所で、
駅事務室も立派です。


189w191IMG_6063
本線のレベルまで降りる竪坑エレベーター横の通路を通り、
一旦反対側へ。


190w191IMG_6065
エレベーターの反対側にはデジャビュかと思うような光景。
しかしよく見れば案内標や事務室などはありません。


198w191IMG_6088
しかしこの場所は展望台への通路があります。


191w191IMG_6066
横坑を通り、久しぶりの外界へ。


192w191IMG_6068
通路の向こう、
頑丈な落石・雪崩避けの先に展望台があります。


194w191IMG_6074
険しい山の中腹、
テラス状に作られている欅平竪坑展望台。


193w191IMG_6072
標高は1000mに満たない場所ですが、
ここは秘境欅平の更に上部。
ただ、かつて冬のこの地で雪崩による大きな被害があったことを考えると、
景色を眺めるのも複雑な心境になります。


195wPS191IMG_0211
パノラマ展望台ツアーで初めてここに来た時は生憎の天気でしたが、
昨年に続き今年も好天で、
息子は初めてこの地の展望を拝むことが出来ました。


=続く=






お越しいただきありがとうございます
クリックで応援していただけると励みになります


↑このページのトップヘ