ぐうたら鉄雑記

Yahooブログから引っ越してまいりました。 イマイチ行動力が足りない親父鉄の行動記です。

2018年07月

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展望レストハウスとダムサイトを結ぶ外階段、
途中には観光放水の見学テラスもありますが、
今日はまだ放水期間前なので静かな堤体。


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しかしこの階段、
岩壁を補強するコンクリート工に張り付くように設けられ、
谷側を歩行するのは結構なスリルが。


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一生懸命上がると、岩壁中腹の作業基地のような場所があります。
ケーブルクレーン使用されていたバケットが展示されていました。
後ろに自動車停まっていますが、
先ほど見た作業道と繋がっているのでしょう。


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崖に張り付くような場所ではなくなりましたが、
結構きつい昇り階段の連続に大汗です。


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踊り場から下を見ると、レストハウスがはるか下に見えました。
実は谷側に張り出した舞台になっているのですね。


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やっと展望レストハウスが見えてきました。


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前回は閉鎖されていた側から踊り場に到着。


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ここで、スタンプラリー最後の押印をします。


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そのまま降りても良いのですが、
せっかくなので屋上展望台に。
おお、ここも係の方しかいません。


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まだ雲は多いのですが、
予報通り天気は快方に向かっているようです。


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立山も、雲の隙間から時折姿を見せていました。


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普通にしていれば肌寒いはずの気温ですが、
ちょっとした階段登山で体も汗ばんでいます。
この屋上にもある破砕帯の湧き水でのどを潤しました。


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一息入れ、
今度は地下階段から駅に戻りました。
後ろに見えるケーブルクレーンの遺構、
左岸側と併せ、
もっと見学・観光に供することはできないものでしょうか。


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ひんやりした地下通路を降りていきます。
雄大な景色を見ながらの外階段と、豪雪地ならではの地下階段。
どちらも黒部湖に来たなら体験しておきたいルートですね。


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約1時間半を掛けてダム周辺を廻り、黒部ダム駅に戻って来ました。
まだ受け付けは始まっていないようなので、
スタンプラリーの景品を引き換えに行きます。


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こちら側の引き換え場所であるダムサイトレストハウスの売店に再び伺い、
景品を戴いてきました。
ペーパークラフトのような樹脂製のトロリーバスで、
トロリーポールの位置に穴があってペン立てに似ります。
無料の景品なのに大きな袋に入れて下さり、感謝感謝。


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集合時間の15分前、いよいよ本題の見学コース集合場所に戻りました。
奥は中国からの観光団体のようですが、
手前のベンチには首から参加者証を掛けた方々がだいぶ集まっています。
まだ全員には少なく感じますが、この数分後に到着するバスがあるので、
そちらで来る方も居ることでしょう。
私もベンチの空きに腰を掛けて受付を待ちます。

=続く=






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今日はまだ観光客も少ない黒部湖。
ダムの上を歩いて左岸に渡ります。


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ふりかえって管理棟を見るとインクラインが湖面に降りていて、
クレーンで流木の処理をしていました。


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ダム天端を歩き、ケーブルカーの黒部湖駅へ。


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4月に来た時は閉鎖されていた通路が開いていました。
通路内には立山黒部貫光の社用車が停まっていましたが、
ちゃんと「富山」ナンバーです。
会社の所在地もここは富山県なので当然と言えば当然ですが、
出入りは関電トンネルを経由するのでしょうから維持は面倒です。


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今までアルペンルートに来た時はいつも賑わっており、
誰も居ない黒部湖駅は初めて見ました。


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4月にはまだ閉鎖中だった遊覧船乗り場への通路を行きます。


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ダムを支える岩壁内のトンネルから出ると、
湖畔に作られた通路になります。
途中にもトンネルや、雪崩・落石避けの覆道がありますが、
こういうところにも扁額を入れる窪みが用意してあり、
無名状態なのが少し可哀そう。


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のんびり5分程歩き、
船着き場の売店兼休憩所に着きました。


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下を見ると、湖面までは結構高低差があります。
4月の来訪時、トンネル内に収納してあった物体はやはり浮休憩所桟橋のようで、
ここに日本最高所の遊覧船「ガルベ」が待機していました。


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今回は時間も限られており、乗船は又の機会に。
ここでは、前回は期間外だったスタンプを押しました。


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うっそうとする湖畔の道を戻ります。
こちらから見ると、
覆道がしっかりと仕事をしている様がよくわかります。


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少しづつ人が増えてきましたが、
まだまだ静かなダム天端を戻ります。


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日本のダムの基本的な形は、大きな築堤と言えるロックフィル式、
大きなコンクリート壁と言える重力式が多いと思いますが、
岩盤の状況が見合った巨大ダムではアーチ式が見られます。
V字の谷にお椀の一部をはめ込むようなこのタイプ、
下流側の景観はまさに目がくらむ迫力です。


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今日も、黒部湖観光の拠点となるダムサイトのレストハウスにやって来ました。


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息子の依頼で、復刻された100型チョロを購入。


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ここでも各所でスタンプを押し、
3階の休憩所にやって来ました。


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昨夜夕食と一緒に買ってあったパンで簡単な朝食。
行こうと思っていたところをある程度まわってからでないと落ち着かず、
大部遅い朝食になってしまいました。


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少し休んで、
前回は整備中であった外階段から展望レストハウスを目指します。

=続く=






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トンネルに戻り、扇沢行の発車時間を待ちました。


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黒部ダム駅を発車したトロリーバス。
トンネル内を走行する姿を撮れる場所があるとは知りませんでした。


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間近を走り去るトロリーバス。


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トンネル内で見る最後尾車の後ろ姿も、実はレアな光景。


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こうしてみると駅構内も意外とアップダウンがあるのですね。


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と、これで終わりと思ったらすぐ後ろから2台のローザがやって来ました。


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銭湯は白ナンバーの、ロイヤルホテルの車両。


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後ろは営業ナンバーの、北アルプス交通所属の車両。
北アルプス交通のサイトに出ている貸切車とは別物のようですし、
前後の上部ににマーカーライトが増設されているところからも、
トンネル内専用の車両かもしれません。


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ロイヤルホテルの車両はそのまま走り去りましたが、
北アルプス交通の車両は信号手前で停車し、
運転士さんも降りていっぷくしています。
推測ですが、この車両は黒部トンネルに向かうのではないでしょうか。


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マイクロバスの動きは謎のままですが、駅に向かいます。


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今度こそ普通の出口へ。


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事務室横に「黒部ルート見学会」の集合場所がありました。
この「公募」と言うのがミソで、
実は社客向けの見学は公募以上に実施されているようです。


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集合までまだだいぶ時間があるので、
今度はダム方面へ。


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出札所で記念乗車券の台紙を購入。
4月にも買っていますが、
今の時期は入っているレプリカ乗車券の種類が違うのです。


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今日は人の姿もほとんどありません。
静かなトンネルを歩いてダムに向かいます。


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出口に寒暖計は、気温13℃、湿度は85%を指しています。
少しの差ですが、トンネル内とは微妙に違うのですね。

=続く=






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黒部ダム駅ホームの出口にある温度計は14℃、湿度は80%の少し下を指してます。
この数値が高いのか低いのかはよくわかりません。


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今回は、4月に見落としていた登山道方面の出口をチェック。


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登山道方面を見たい旨、出口の係員さんに申告すると、
「ホームの先を少し行ったところですよ。」
と教えて下さいました。
出口の先もカーブに沿ってホームは続きますが、
手歯止めは有るものの停止位置目標はありません。
過去には1時間ヘッド途中離合なしのダイヤだったような事を聞いた記憶があり、
確かに初めてアルペンルートを通った時は信号場での停車が無かったような気もします
(単に始発便に乗ったのかもしれませんが)。
推測ですが、200型が導入されるまでは10両体制だったので、
ホームの有効長も当時の最大両数に沿ったものなのかもしれません。


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ホーム先端は作業用坑道の合流箇所となっています。


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ホームが無くなって白線と区分線だけが更に続きますが、
少し先には歩道の終点が見えています。
カーブが続くホームなので、
最も遠方のレピーターはこんな場所に。


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先ほどの作業坑道と同様に合流する形のトンネル分岐。
登山道からやって来た人への看板があります。


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歩道はここまでですが、
出発信号機はこの少し先にありました。


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鋭角に回り込む形で出口方向を見ると、
トイレと大きな洗面台があります。
長い登山道を歩いて辿り着いた人々がこの文化的設備で顔を洗い、
人心地を取り戻す姿を想像しました。


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更に具体的な注意書き。
ここに来る登山者は当然知っているであろうことですが、
昨年の立山カルデラ同様、
この山域は他の場所とは根本的に違うのだという事を改めて感じます。


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基本的には私が今歩いて来た道が正式なルートのようですが、
トロリーバスの営業時間外はホームを歩いて作業用坑道を通って良いそうです。


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ここは、ダムサイトへの坑道と違いとても短い横坑。
トイレ、洗面所の先に物置があり、
すぐ先のドアからは山の景色が見えています。


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出口の外は想像していたより広い道。


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この、下流方面へ向かう下り坂が、
遠く欅平から続く水平歩道・日電歩道の終点となります。


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反対のダム側を見ると工事用通路が伸びているようです、
自動車の姿もありました。


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外から見た出入り口。
短い横坑出すが坑門には石積み風の意匠と扁額を取り付ける窪みがあり、
構造物に対する設計者の思い入れが伝わって来ました。


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登山道とは言うものの、このルートは毎冬事に雪崩などの被害を受け
その補修作業が始まるのは黒部峡谷鉄道開通後となるため、
通行できるのは秋のごく短い期間だけ。
ここにも通行できない旨の看板がありましたが、
それでも今来た駅からの通路を開放しているのは有難いかぎりです。


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少しだけ登山道を行くと残雪がありました。
道はしっかりと敷石で固められており、
おそらくしばらくの区間は治山や送電設備保守のための車道となっているのでしょう。


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ダム側に行くとここにも作業用と思われる坑口があります。
おそらくホーム横の分岐に通じているのでしょう。
ちょうどこの時エンジンを響かせ何台も車が入って行きましたので、
作業車がトンネルを通行する時間が近付いているのだと思います。


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自動車が降りて来た道を振り返ると、
治山工事のベースと思われる平場がありました。
「関電トンネル」と言うと黒部ダムや発電所建設のためのトンネルを
観光目的のアルペンルートに転用した、と言うイメージが強いのですが、
実際には半世紀を経た今でも保守工事が続く、現役の作業用通路だという事を実感します。


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滅多に来れない秘境の空気を味わった後、
再び黒部ダム駅への坑道に戻りました。

=続く=






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やはり天気によってトンネル内の湿度も違うのでしょうか、
モヤの中にヘッドライトの明かりが見え、
始発便の折り返しがやって来ました。


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信号場に進入する扇沢行。
当然のようにあちらも1両運行です。


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運転台を合わせて停車し運行票の授受。
走ってきた区間の運行票を、最後尾車が先頭車に渡すのですが、
今回は単行同士なのでお互いの交換となります。


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出発信号も変わり、
黒部ダムに向けて発車します。


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この区間は関電トンネルのメインとなる区間であり、
長い直線が続きます。


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進路は左カーブしていますが、
直線となっている分岐があります。
「待避所」の表記がありますが「行先」を示す表記は見当たらず、
しわゆる支洞ではなくて横坑を利用した待避所なのかもしれません。


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曲がって進んだ先に又分岐。


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ダムの下流側、「鏡岩」と言われる岩壁方面に出る坑道です。


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少し進むと、黒部ダム駅の場内信号が見えました。


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黒部ダム駅のリバースループ部に入り、少し進むと現れる「黒部トンネル」の接続部。
今日はいよいよ「あそこ」に行けるのかと期待が高まりますが、
やはりトンネルの向きが理解できません。
黒部川に沿って下るルートのはずなのですが、
これでは上流側に向いてしまうのでは?


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黒部トンネルに続いて、黒部ダムに向かう分岐が現れ、
そのすぐ横にはホームが見えます。


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長いホームを進みます。


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出口に近い前の方に停車しました。


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黒部ダム駅に到着。


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ここでは前扉も開かれ、
接地用の鉄球が降りている姿も見ることが出来ました。


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ここのトロリーバスは複数台で運行していイメージが強いので、
今日のように単行だと新鮮に感じます。
=続く=






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