この辺りは関東平野らしい景色が続きます。
撮影地としても有名ですよね。
右手の山がだんだん近くに見えてきました。
やがて左側から秩父鉄道の線路が並び、カーブを曲がれば寄居に到着です。
東上線のホームにセイジクリームの111号車が停まっていました。
しかし数年前に「ライフ」が撤退したまま放置状態の駅前の建物や、
立ち食いうどん店が無くなってしまった秩父線のホームなどを見ると、
立ち食いうどん店が無くなってしまった秩父線のホームなどを見ると、
鉄道の凋落を感じずにはいられません。
折原~寄居間は、大きく「コ」の字を描く線路配置で河岸段丘を昇り降りして荒川を渡る、
八高線の見どころの一つです。
ロング化されていないレールのジョイント音と勾配を昇り降りするエンジン音は、
幹線の電車では味わえない「鉄旅」醍醐味ですね。
いつの間にか棒線化されてしまった竹沢駅。
既に跨線橋も撤去されています。
合理化と共に近代化も進む八高線。
最近の工事だと思いますがデジタル式列車無線なのでしょうか、
真新しいLCXや八木アンテナが要所要所に設けられていました。
小川町で交換した235Dは復刻塗装車と一般塗装車の連結でした。
昨夜から今朝の朝ラッシュ輸送を終えて入庫する、
比較的日中の時間帯を走る貴重な3両編成です。
最も人の移動が少ない時間帯を走るこの列車、
のんびりとした鉄道旅行を楽しむことが出来ました。
お昼前に帰ってしまうにはもったいない天気でしたが、
ちょっとした時間の合間にぶらっと出かけるプチ旅行も乙なもの。
あまり好天に恵まれない今年の秋ですが、
これからは紅葉シーズンも本番です。
次は上越線か吾妻線の115系を乗りに行きたいですね。
<終>