ここは「体験交流施設」というだけあって地場木材を使った多目的施設になっています。
もちろん「とちの湯」と名前通り、メインは温泉。
宇奈月温泉と同じ黒薙温泉からの引湯ですが、
源泉に近い分宇奈月より濃厚な気分。
うなづき湖の向こうに黒部峡谷鉄道の列車が見えます。
まう、列車からこの施設がよく見えていたので当たり前ではありますけど・・・。
入浴の後、だいぶ暗く雨も降っていましたが、
道路から上り列車を撮影。
思っていたような秋の雰囲気ではありませんが、
雨ならではの幽玄な雰囲気になりました。
撮影の後車を走らせていると、
先ほどの列車に追いついてしまいました。
少し先回りをして、新山彦橋を渡る姿をもう一度撮影。
これにて本日の予定を終了といたします。
写真では空がまだ明るいのですが、
実際にはだいぶ暗くなっています。
観光ルートから外れ少し狭い県道が多い道を走り
扇状地から沿岸部に下ります。
完全に日没となった頃、
宿泊先である、泊の街中にある旅館「城山荘」に到着しました。
最初は宇奈月温泉か小川温泉にでも泊まろうと思っていたのですが、
秋の3連休とあって計画を立てた時にはどの宿もすでにいっぱい。
魚津や富山のマンテンホテルもいっぱいで、
色々探してヒットしたのがこの宿でした。
あまり観光色の無いこの宿、
温泉でもないし風光明媚な訳でもありませんがクチコミを信じて選んだのが、
結果として大正解でした。
リーズナブルな料金に反して美味しい料理と広い部屋、
何より宿の方の親切な心遣いで旅の疲れをゆっくり癒せます。
地酒も美味しかったのですが、息子と呑めるのはまだ少し先です・・・。
一日の思い出と明日の計画を話しながら、
早めに眠りに落ちたのは言うまでもありません・・・。
さて、
普段ならこのまま2日目の話に続くのですが、
この記事を描いている今日は大晦日。
「パノラマツアー」のタイトルとしては一旦終了し、
年が明けてから改めて2日目の事を記そうと思います。
それでは皆様、良いお年を!