2015年04月
桜と秩父鉄道
桜と東上線
話は今月初めに遡ります。
急に暖かくなった4月、
玉淀の桜も見頃かと、春休み中の息子と出かけました。
LCXが少し気になりますが、
贅沢は言えません。
ガードレールが気になりますが、
贅沢は言えません。
今、セイジクリームとツートンに付いているヘッドマークはこのリニューアル記念です。
橋上になったわけでも、
まして駅ナカなどがあるわけでもありませんが、
地方の小駅としては珍しい大幅リニューアルです。
定番の玉淀橋梁で、折り返しやって来たツートンカラーを。
ここでセイジクリームでも来てくれれば申し分ないのですが、
贅沢は言えません。
ただ、曇っている分撮影方向を気にしなくていいので、
贅沢は言えません。
身頃が短い桜の開花時期、
その間にツートンやセイジクリームが運用に入る日で、
快晴の時に来れる確立はかなり低いので、
まさに贅沢は言えません。
ヘッドマーク付きツートンと桜の競演を撮れただけでも、
大きな収穫でした。
帰りは新幹線になった「はくたか」で
上越妙高駅に進入するE7系
帰りはこの「はくたか570号」に乗車します。
ここでも多くの見学の方に見送られ、
さらにいくつかのトンネルと千曲川を越えて善光寺平に入ります。
いつしか景色が市街地になり、長野車両センターが見えてきました。
第一線を退いた車両の疎開留置も目立って寂しい限りです。
隣のホームにE2系が見え、
駅名標のラインが両側矢印になった長野に到着しました。
到着前の肉声アナウンスで通過駅を「早稲田本庄」と言っていた西の車掌さんに苦笑、
たしかに今まで縁が無かった駅名ですよね。
ここからは既乗区間なのでのんびりしようと思っていたら、
なにやらホームが慌しい。
駆け込み乗車による安全確認とのアナウンスがあり、
結局8分遅れて発車しました。
長野色の3両としなの色の2両が併結した115系がちらりと見えました。
やって来た車内販売で、朝から気になっていたスイーツセットを購入。
メインは、昨夜の「はくたか」で買った物と同じパウンドケーキです。
おやつを食べていると上田城跡が見えてきました。
信越線の車窓と言えば、やはり浅間山ですよね。
連続勾配を下って関東平野に入ります。
昨日分かれた上越新幹線の高架橋が隣に見えてきました。
昨日の夕方、上越新幹線で出発した高崎に戻ってきました。
生まれ変わった「はくたか」は、引続き東京へと走ります。
コンコースの発車案内器、
当たり前ですが「富山・金沢」の目隠しが外されていました。
この駅で金沢行の表示が見られるのは臨時になった急行「能登」以来3年ぶり、
「はくたか」号が関東にやってくるのは実に33年ぶりです。
今回、新しい動脈路線の開業とローカル化する在来鉄道の様子を駆け足で見てきましたが、
もちろん本当の評価がされるのはご祝儀ムードが静まった後です。
今後も整備新幹線の開業と平行在来線の経営分離が予定されていますが、
どちらも地域の発展に寄与して欲しいと願わずにはいられません。
=終り=
3セク転換区間を行く(7)直江津~上越妙高
編成は4両と短くなりグリーン車の連結もなくなりましたが、
まだ新しい653系の投入でイメージダウンは低減されるでしょう。
ただ、予想はしていましたがこの日の「しらゆき6号」も盛況とは言いがたい乗車率です。
新潟方ではもっと利用されているのでしょうけど・・・。
せっかくなので開業記念フリーキップを買い求めました。
記念ついでに特急券も窓口で発行してもらいましたが、
特急ホームは無く、トキ鉄区間はわずか17分の乗車で車内改札もありませんでした。
今後、適正な料金収受ができるのか心配です。
今日は車内から眺めました。
今日からは運営会社も駅名も生まれ変わって「上越妙高」です。
この光景もやがて歴史の一コマになるのですね。
JRからトキ鉄へ、
改札脇には大きな手作りのポスターが貼られています。
後ろに見える自販機も、次に来る時はブランドが変わっていることでしょう。
新幹線が来ることは街にとって歓迎すべき大きな事件、
ここでも様々な催しが行われています。
時間のせいでしょうか、
小さなお子さん連れと、大きな荷物の方がひと際多く感じられました。
もともと市街地に近いこともあるので、すぐにやかな街になることでしょう。
幸か不幸か瞬殺と言うことはなかったのですね。
東京地区までの行先表示が見られるのは、
1997年以来約18年ぶりです。
最近の新幹線主要駅の、標準的なつくりですね。
ここはJR東と西の境界駅ですが、
今までの経緯があるためか管轄は東日本のようです。
妙高高原からはだいぶ離れていますが、
昨日の雪で景色も冬の高原の装い。
前方の方の腕の隙間から線路を望み、
やって来た東京行きの「はくたか」を撮影。
<続く>