2014年12月
今年最後の撮影行
注文していたレンズが先週届いたのですが、
忙しくて試写もできないままでした。
今日の午後、今年最後の休日に暇が取れたので、
年末恒例、息子とプチ撮影&温泉行です。
予報どおり、午後から雨も上がりました。
薄雲の向こうに見えた太陽がNDフィルターをかけた様に見えたので、望遠側で撮影。
手持ち&Pオートの手抜き撮影でしたが、ちゃんと黒点も写っていました。
241D 折原~寄居
八高線の定番撮影地で列車を初撮影。
画質の面ではどうしても評価が低くなる高倍率ズームですが、
旅行のときなどにいつでも対応できる便利さは大きなメリットです。
238D 折原~寄居
すぐに来る寄居交換の上り列車。
残念ながら赤帯車には会えませんでした。
八高線の撮影後、温泉に行くため秩父方面に車を走らせていると
機関車のヘッドライトが見えたのでちょっと寄り道。
試写と言うほどの試写もせず、
ちょっとの撮影だけを楽しんで温泉へ。
今年の締めは「秩父満願の湯」、
うっすら雪景色を期待していたのですがこちらも雨だったようです。
雪中の「はくたか」
先週、関越トンネルを越えて中越地方に行ってきました。
1005M 魚沼丘陵~六日町
目的はもちろん「はくたか」
しかし、前夜までに降り過ぎた雪が壁になって
良い撮影場所がありません。
夏の思い出(8)上越国境を越えて帰路へ
やはり上越線水上行きの利用組はここでの乗換えが結構多く、
初めて列車から降りた駅ですが、改札を出る暇も無く一路上りホームへ。
ほくほく線ホームから越後湯沢に向かう「ゆめぞら」を、
上越線ホームから見送ります。
長岡方の信号機には、ほくほく線の歴史を物語る表記があります。
「北越北線」は越美南・北線とは全く違う理由で付けられていた仮称だと思っていましたが、
ある意味正式名称なのでしょうか。
先ほどの「ゆめぞら」を追いかける「はくたか」がやってきました。
オールほくほく車の見事な編成は、魚津で見かけた金沢行きの折返しです。
遅れていた水上行きがゆっくりとやって来ました。
ここ六日町までが規制区間だったようです。
16分程の遅れで発車した115系、
遅延を取り戻すべく スキー場の横を力走します。
赤いほくほく車が並ぶ越後湯沢ではいくらかの人が降り、
それより少し多くの人が乗ってきました。
六日町乗換えが功を奏してどうにか息子と同じボックスに座れましたが、
「ゆめぞら」で越後湯沢まで来ると座席を確保するのも苦しそうです。
朝の大糸線と同じような表現をすると、夕方の中央線といった混み具合なのですが、
夏の18きっぷシーズン以外にこの列車を見ると一両当たり10~20人程度のことも見かけますので、
現行の運行本数と編成両数は仕方ないことでしょう。
相変わらず遅延はあるものの、
水上からの接続列車は待ってくれる旨の案内放送も入り車内の空気も安心ムード。
5年前の富山帰りほどギュウギュウにはなりませんでしたが、
ローカル列車には似つかわしくない乗車率で国境の山あいを進みます。
いくつかのトンネルを抜けると、眼下に湯檜曽駅が見えます。
二つのループ線と長いトンネルで分水嶺を越え、関東地方に帰ってきました。
ターンテーブルのある水上駅に到着です。
接続の高崎行きは115系の6両編成。
もちろんオリジナルの湘南色で、この旅行5色目の115系となります。
大糸線ではなく松本から長野経由のルートをたどれば、もう一色増えるのですけど・・・。
ここ乗換え、跨線橋や階段が非常に狭いのですが、
席数が倍になるのであまり座席確保の心配をしなくていいのが助かります。
夏の思い出(7)「ゆめぞら」
ますの寿司を買い地鉄に乗っただけの富山から、東日本エリアに戻ってきました。
いつの間にか見慣れてしまった西日本名物の単色塗装、
ここで北陸の風を感じるのもあと数ヶ月です。
3方向からの線路が集まるジャンクション、直江津。
ここでの長野色も見納めになってしまうのでしょうか。
構内の奥では2世代の地元新潟色が休んでいます。
昨夜のムーンライトから見た豊田車から数えて4色目の115系。
ここからは、ほくほく線でショートカットします。
ゆめぞら運用のこの列車、直江津まで来るのは主に土日のみとなっているため、
平日に行っていた過去の北陸旅行では使えなかったルートなのです。
一般運用に入った「ゆめぞらⅡ」には以前乗りましたが、
今日は2両固定の元祖「ゆめぞら」です。
改造型の「ゆめぞらⅡ」は簡易パーテーションで客室が仕切られていましたが、
元祖のこちらはガラスを多用した仕切りで密閉できるようです。
ただし、ワンマン運転の関係か、仕切り戸は開放状態での運用でした。
HK-100形の中で、片運転台であるこの編成だけにある車端部座席。
読書灯が設備されたロングシートというのもかなり珍しいのではないでしょうか。
発車前に、ほくほく線の運賃を精算してもらいました。
車内の掲示やアナウンスによる案内もありましたが、
かなりの方がきちんと支払いをしたため運転士さんは大忙し。
発車してしばらくは信越本線を下り、分岐となる犀潟手前で「はくたか」と離合。
犀潟を出てすぐ、信越本線上り線をオーバークロスしほくほく線に入ります。
遠くに見える、長岡からの115系。
いかにも国鉄の幹線然とした信越本線から一転、
単線ながら高規格の線路が頚城平野を貫き
屏風のような山へ伸びています。
この前面展望も普通列車ならではの楽しみ。
ほくほく線名物、GG現示対応6灯式信号機。
虫川大杉では何故か右側通行で上り列車と交換。
以前乗った時には普通に左側通行で交換した覚えがあるのですが、
どういうルールになっているのでしょうか。
対向の直江津行きには「ゆめぞらⅡ」がバラされて入っていました。
途中の長大トンネル内で上映される映像イベント、
これを目当てに乗ってきた方も少なくないようです。
投影の仕方が前後車両で異なるのですが、
やはり越後湯沢寄り車両の、天井全体を使うB方式の方が見ごたえを感じました。
<続く>