11月もあと数日、
いよいよ本格的な冬が近付いてきました。
5年前の秋に乗った「北陸」、
ちらほらと撮影をする人は居ましたが特別な混雑は無い、ごく普通の夜行列車発車の光景。
まだ北陸夜行に廃止の話はなく、新幹線開業までは走るだろうと誰もが思っていた頃です。
3年前の2月、「北陸」の廃止直前で上野駅は連日カメラマンで賑わっていました。
以前記事にした「あけぼの」乗車時の1コマですが、「北陸」「能登」を待つ人たちが行きがけの駄賃とばかりに「あけぼの」に群がっています。
機関士さんも連日のカメラ攻撃に不機嫌なのか前照灯がハイビームのまま、
まあこれが定位なので文句は言えません。
有名列車の廃止時は最終便を待たずに毎週末の喧騒が問題となります。
春改正の発表はいつも秋頃なので、消え行く列車(特に夜行)の撮影も日照の関係で厳しくなる時期に最後の勇姿を撮る事になるのは仕方ありません。
今回の「あけぼの」は鉄道ファンの品位を落とすような行為が無いことを望むばかりです。