ぐうたら鉄雑記

Yahooブログから引っ越してまいりました。 イマイチ行動力が足りない親父鉄の行動記です。

2012年08月

明日、9月1日から高崎線でE233系が運用開始となります。
E233系へと置き換わる列車は高崎支社から公表されており、本日が最後の211系運用となる列車を撮ろうと高崎線へ出かけました。
 
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行田駅近く、踏切待ちをしていたところEF64が牽くコンテナがやって来ました。
 
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行田駅から上り方で撮影地を決めている最中、今度はEH200の1号機がやって来ました。
 
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堂々15両編成の934M。
明日からfE233系です。
 
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グリーン車はダブルデッカー×2の編成。
上り方のサロ212-1111はかつて113系に組み込まれていたサロ124からの編入車です。
 
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場所を変えて行田駅の下り方へ。
この891Mはまだ置換えにならないようです。
 
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まだ青い稲穂の向こうに、早くもE233系がやって来ました。
回送表示でしたが、習熟運転?
 
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こちらもまだ211系で残る936M。
最後の国鉄型普通列車用グリーン車サロ210、211も活躍の機会が一層狭まります。
 
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明日から暫くは211系、E231系、E233系と3車種が活躍します。
 

暑さは収まりませんが、上を見上げれば秋を感じさせる高い空が広がります。
 
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
列車の合間に線路で遊ぶカラス達。
石は置かないでね。
 
 
 
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明日から置き換わる938M。
もろ被りのタイミングで背後に下り列車が迫っていたため、遠くの姿を無理やり撮影。
 
 
高崎、東北線で活躍する長編成の211系もいよいよ終焉が近付きました。
名残惜しいのですが、単編成化されて115系を駆逐する存在になるのかと思うと複雑な気持ちです…。
 
 
 
 
 
 
 

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越後湯沢(17:08)→高崎(17:37) 上越新幹線 「MAXたにがわ」422号(E1系12両)
 

今回の行程はほくほく線と新幹線という2路線のショートカットを使うことで、一昨年より滞在時間を約3時間伸ばすことが出来ました。
越後湯沢では20分に欠けるほどの乗り換え時間しかありません。ですが、このエリアは比較的来ることが多いので買い物はパス。車で来たときにいっぱい買うことにします。
 
 

 
 
 
 
 
 
構内の中でも、ほくほく線と新幹線を結ぶ通路は太い動線がとってあります。このあとも、私達の5分後に着いた「はくたか」(富山を私達の2時間半後に発車した列車です。さすがに早い!)から私達の乗る新幹線より6分先発する「とき」に乗り換える民族大移動が見られました。
 
 
 

新幹線ホームの駅名標。ガーラ湯沢へと上越線の支線に乗り入れる分岐駅でもあります。おそらくここが、営業的には日本初の「新在直通」運転。
後ろに見えているのがこれから乗るMAXです。
 
 

 
 
 
 
 
 
 
 
こちらは下り副線の折り返しなのでホームも静か。
上りホームには先発する「とき」の200系と、おそらくは1時間後の「たにがわ」になるE4系が並んでいました。
 
 
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最初は素直に200系に乗るつもりでした。が、E1系退役の話を聞いて急遽計画を変更。
少し早めではありますが、E1系のお名残乗車とした次第です。息子にとっては初めてのMAXです。
 
 

間近で見ると実に迫力のあるロゴです。
 
 
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
用意した指定券は12号車でしたが、先頭部の撮影と2階自由席の見学を兼ねて一旦最前部まで来ました。
 
 

車両というより建物のような大きさです。
 
 
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
途中から乗って車内を移動中に列車は動き出しました。
デッキにある編成案内も二段書きの図が賑やかです。
 
 
 

連結部の通路と、その先に見える階段。まるで地下街を歩いている気分です。
 
 

 
 
 
 
 
 
 
 
色々と物議を醸し出した3+3配列の自由席。
リニューアル前は閑散時にくつろげるよう、乗用車の後席よろしく中央に収納式の肘掛があったそうです。
 
 

通路側以外は肘掛や仕切りも無く、もちろんリクライニングもありません。「座れない新幹線」の汚名を返上するための意義はあったと思いますが、繁忙期に指定席でここに当たった人はお気の毒な限りです。
 

 
 
 
 
 
 
 
 
自由席車両の一部デッキには補助席があります。
これも着席しての移動を第一に考えた列車ならではの設備でしょう。
 
 
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車端部の通路は中央通路と側通路になった部分がありますが、どちらも窓等は無いため圧迫感は一緒です。
写真は撮れなかったのですが、一部は客室となっている平屋部分も。
 
 
 

 
 
 
 
 
 
一階の客室。ダブルデッカーでも荷棚があり、天井も丸みをつけてあるのはさすが新幹線です。
こちらは自由席も指定席も2+3配列ですが、2と3の配置が2階と逆になっています。A~Eの並びも逆なので、指名買いの際は要注意。
 
 

通常はらせん階段ですが、車椅子リフトの部分だけは直線の階段です。
 
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
リフト脇の一人掛け席。
プライベート性が高く、ちょっとした人気席になっています。
 
 

バスケットを用いた車内販売は廃止され、8号車の売店のみ営業しています。個人的には、販売を待つより好きなときに行って気分転換にもなるこちらの方式が好きですね。
まだ一月以上あるのですが、カウンター奥に「さよなら」のポスターがありました。
 

 
 
 
 
 
 
 
 
ここでE1のストラップと青森名物「シャイニー」のE5缶を購入。
 
 
 

そして、新潟名物「サラダホープ」のE1イラスト入りパックを買いました。
 
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
車内には数箇所に公衆電話があります。
今では珍しい存在ですね。
 
 

ホテルのエレベーターホールではありませんが、デッキには座席の位置を示す案内もあります。
 
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
さすがに撮影をしつつ大荷物を持って通路を上下する移動は疲れました。途中買い物をしたこともあり、自席に着いたのは上毛高原直前に。
 
 

再び長いトンネル区間を通り、右手に西上州の山々が見えてきました。
間も無く高崎到着の案内放送が。
 
 
 

 
 
 
 
 
 
 
距離にして100Km弱、在来線だと2時間半以上かかる区間をわずか30分で駆け抜けてきました。
利便性と情緒、旅にはどちらも大切な要素です。願わくば、目的に応じた選択の自由を残して欲しいと思いました。
 
 
 
 
高崎駅(18:04)~自宅 八高線 普通244D(キハ110系3両)
 
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私達が乗ってきた「たにがわ」はここで4分停車。
その間に「あさま」が通過線を走り抜けます。
 
 
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高崎からは多くのビジネス客を乗せ東京に向かっていきました。
 
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
昼間の新幹線ホームは、昨日の未明にムーンライトで通ったときとは全く違う表情です。
 
 
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新幹線改札を出て在来線ホームへ。
上信電鉄の0番線には先日のクモハ151編成が停まっていました。
 
 

 
 
 
 
 
 
 
 
ここから埼玉県の自宅へは八高線が便利です。
本数が少ないのが玉に瑕ですが、3月のダイヤ改正で更に本数が減ってしまいました。
 
 

 
 
 
 
 
 
 
首都圏のローカル線から見た夏の夕日。
 
ムーンライトからわずか1日半しか経っていないのが信じられないような、慌しくも充実した富山旅行でした。
 
 
〈おわり〉
 
 
 
 

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直江津駅
 

直江津からはショートカット、ほくほく線で越後湯沢に向かいます。6分接続の列車があったのですが、平日は六日町止まりなのと、良い席が確保できないのではと思い1時間後の接続を予定していました。それでも「ゆめぞら」車両だったら乗ってしまおうと考え到着後すぐに確認したところ、がらがらではありますが普通のHK100。
予定通り見送りです。
 
 

 
 
 
 
 
こちらの到着後、長野からの「妙高号」が到着しました。
折り返しの長野行きに多くの人が乗り込んでいます。
本数は減りましたが、なんとか新幹線開業まで活躍してもらえそうだと期待できます。肝心の指定席が空気輸送になっているのが気がかりではありますが。
隣の線には青い新潟色の長岡行き。
 
 
 

私達が乗ってきた475系の横を「はくたか」が通っていきました。普通列車より本数が多いにもかかわらず、列車当たりの乗車率も良さそうです。JRが大都市圏&長距離輸送重視になるのも無理からぬことか。
 
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
構内の片隅には、京葉線がまだ置き去りになっていました。
 
 

列車の発着を一通り撮影した後は、クーラーのある待合室で一休み。売店には土産物もあり、ここでお気に入りの"きくらげ入りかまぼこ"を購入。そして、トイレに行きがてら北口のロータリーを見てきました。
真夏の駅前、人気の少ない景色は昨年と一緒です。
立ち食いそぱ店の後ろを「北越」が通過していきました。
 
 

 
 
 
 
 
 
 
そろそろ入線時刻となるのでホームへ移動。
「妙高号」のあと信越線の新井行きがあったので485系の送り込みかと思いましたが普通の115系でした。こちらは緑の新潟色。
 
 

 
 
 
 
 
 
 
やがて列車の到着時刻。
遠くからやって来る車体に赤いラインが見えます。
なんと「ゆめぞら」が入線してきました。
ラッキー!
 
 
 
直江津(15:13)→越後湯沢(16:49) 信越本線・北越急行・上越線 
                      普通843M(HK100形8,9"ゆめぞらⅡ" 2両)
 
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ゆめぞら号がゆめぞら号としてが走るのは土日が基本で、平日の今日は一般車扱いの運用です。
時刻表からは判らないだけに、遭遇できればラッキーな存在。
 
 

清潔感のある車内。さわやかな青空をイメージした配色の転換クロスシートが並びます。
この8,9号車は開業当初から転換クロスシートのイベント対応車でしたが、100番台「ゆめぞら」の好評を受け平成20年に改造されたものです。
 
 

 
 
 
 
 
 
荷棚に設置されたプロジェクターが特徴。
公式サイトに「やや無骨な感じを避けられませんが…」
とありますが、全体としてはなかなかスマートに納まっていると思います。大手の車両でも、もっと無骨な機器取り付けはいくらでも見られます。
 
 
 

戸袋部には月ごとに替る5作品のイメージが紹介されています。スケジュールは公式サイトで公開されていますが、今日は残念ながら見ることは叶いません。
 
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
車内にはリーフレットも置いてあり、この商品に対する意気込みが伺えます。
 
 

そうこうする内に発車したゆめぞらⅡ。
普通列車ですがJR線内はほとんどの駅を通過します。
犀潟を出ると単線のほくほく線に入り、すぐに信越本線と分かれます。
 
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
頸城野を貫く高架線。
防音壁等が無く、気持ちのいい景色の中を快走します。
 
 
 

山区間の入り口となる「くびき」。
ほくほく線の交換駅は両側両方向発着可な1線スルー方式の配線になっており、特急の高速通過を可能にしています。
 
 

 
 
 
 
 
 
 
虫川大杉で離合した列車は新塗装になっていました。
同じ両方向対応の配線でも構内踏切を考慮する必要が無い高規格路線。富山地鉄と違い、普通列車同士の交換は通常の左側通行で行なっているようです。
 
 

この駅はゆきだるま高原のアクセス駅です。スキー場をメインに温泉もあり、夏場はハイキングや避暑地として楽しめます。2回ほど家族旅行で訪れましたが、のんびりできる良い場所です。関東圏からアクセスしにくいのが、やや難点。
 
 
 

 
 
 
 
 
 
直江津発車前に運賃を支払うつもりだったのですが、運転士さんは別の方の対応中で時間がなくなったため、ここで交換待ちの間にに申告。割安なフリー切符を進められ購入しました。15周年記念ということですが、片道運賃より格安の超お徳用切符です。
 
 
 

ほくほく線の長大トンネル内には信号場があり、ダイヤの制約による特急の表定速度低下を防いでいます。
有名な鍋立山トンネル内の儀明信号場を通過。
 
 
 

 
 
 
 
 
 
 
トンネルを出た松代(まつだい)駅は道の駅が(に?)併設されており、十日町に次ぐ賑わい。トンネルで冷やされたため窓が曇りました。
この駅と同じ字面であった長野電鉄の駅は過去帳入りしてしまいましたね。
 
 

次の薬師峠トンネル内にある薬師峠信号場では分岐側に入り停車。それとほぼ同時に「ドンッ」という衝撃がトンネル内を貫きました。特急との交換です。
カメラを持って編成後部へ行くと、GGの信号現示が。程なくして、「はくたか」が稲妻のように駆け抜けていきました。
 
 

 
 
 
 
 
 
 
トンネルを出ると十日町。
交換のほかに通過線を持った、線内唯一の(委託で無い)有人駅です。
ここでは元祖「ゆめぞら」と離合しました。
 
 
 

つぎの「しんざ」は町なかの停留場。
丘陵に建物が並ぶトンネル横のホームは代官山か神泉のようです。
 
 

 
 
 
 
 
 
 
 
トンネル駅で有名な美佐島。
地上からは意外と近いそうで、一度外から訪ねたいと思います。
 
 
 

関越道を渡ればほくほく線の旅もあとわずか。
 
 
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
六日町に到着。特急は駅の手前でJR線に入りますが、普通列車は専用ホームへ。
 
 

ホームは別れていますが、改札はつながっていそうです。
 
 
 
 

 
 
 
 
 
 
 
 
六日町を発車すると上越線に乗り入れ。
列車番号は奇数のままで、上り方の連絡線からうねうねと上り線に入っていきます。
 
 

あえて「快速」とはうたっていませんが、上越線内の途中停車は塩沢のみです。
車内表示器にも駅ごとに「通過」の案内が。
 
 
 

 
 
 
 
 
 
 
ゴールデンウィーク、残雪の中で撮影した場所を懐かしく眺めながら終着の越後湯沢に。
ここでも普通列車は短い専用ホームに入りました。冷遇されているんだか特別扱いされているんだか…。
 
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港の町から鶺鴒山脈の麓に私達を運んでくれた「ゆめぞらⅡ」。
ホームには車内清掃の方が続行の「はくたか」を待ち受けている横で、北越急行の若い運転士さんは座席を転換させながら乗務位置を交替していきました。
 
 
〈つづく〉
 
 
 
 

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富山(12:15)→直江津(14:12) 北陸本線普通543M(475系3両) 
 

楽しかった富山滞在も終りです。
最後に山ほどの土産を買い、18切符でJR富山駅に入場しました。
 
 

 
 
 
 
 
 
 
 
折り返し543Mとなる、直江津からの544Mが到着しました。
昨年はこの列車で富山入りしたことを思い出します。
私としては初のシールドピーム車。
 
 

この車両の座席は肘掛に角度がついているタイプでした。
 
 
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
水だけの押しボタン式洗面台は初めて見ました。お湯のボタンは、タン壷共々撤去されてしまったのでしょうか。
 
 
 

今日は学生さんも多く、デッキまで人が立っている状態で発車。快晴のなか、遠くに富山湾を見ながら走ります。
車窓に目立つ観覧車は魚津のミラージュランド。
 
 
 

 
 
 
 
 
 
 
その後すぐ富山地鉄との併走区間になります。
相変わらずの存在感を示す電鉄魚津駅横をハイスピードで通過。
3セク化以降の扱いが気になる区間です。
 
 
 

黒部を過ぎると人も車内もだいぶ静かに。
海が近くなり、平野部の終焉が近いことを感じます。
 
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
富山県内最後の駅、越中宮崎。
ここで学生さんもいなくなり、車内は旅行者のみに。
 
 

次の市振駅はすでに新潟県。それとは気付かない小さな川が県境なのですが、実質的にはここから東側の「親不知」が国境です。
数々の逸話を残した旧線も今は昔、長大トンネルで難所を通過します。
 

 
 
 
 
 
 
 
 
安全と引き換えに海岸線を行く車窓は失われましたが、現在では親不知駅付近で見える高速道路の海上インターチェンジが独特の景観を生み出しています。
 
 

少し遅くなりましたが、乗る前に買ったお弁当を戴きます。糸魚川を過ぎるとまた人が増えるでしょうし。
福井はおろか石川にも行っていないのですが、息子は有名な「越前かにめし」。
説明は不要でしょう。
 

 
 
 
 
 
 
 
 
私は「さば寿司」
"ばってら"のようなものかと思っていましたが、全体が昆布でくるんである独特のもので美味でした。
 
 
 

いつの間にか新幹線が近付いています。
ヒスイを運ぶ姫川を渡れば、もうすぐ糸魚川。
 
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
北陸道を走る高速バスが見えました。
金沢からの東京行きでしょうか。
 
 
 

糸魚川では中線に入りました。
時刻表をチェックしていなかったのですが、ここではくたかを先に通します。
 
 

 
 
 
 
 
 
 
 
7分の停車時間を利用して列車やホームを撮影。
ついでに自販機で冷たい飲物を購入しました。氷入りのジュースが美味しい!
 
 
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やって来たはくたかはオール赤帯の雪兎でした。
非貫通が先頭でなかったのが、絵的にはちょっと残念。
 
 
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速達列車を見送った後、こちらはマイペースで旅を進めます。
色々な標識類や注意喚起票が並ぶデッドセクションを越えると、名実共に東日本に帰って来た気分に。
 
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
この車両、予備灯は懐かしい形の白熱灯です。
 
 
 

穏やかな夏の日本海が見え隠れする中、北陸本線の旅も後わずかになりました。
 
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
定時に直江津到着。
JR西日本の旅もここまでです。
 
 
 
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列車は約40分の後、再び富山へと折り返します。
老体にムチ打つといっても過言ではない運用ですが、ここは国鉄急行形電車最後の晴舞台かもしれません。
 
 
〈つづく〉
 
 
 
 

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稲荷町駅
 

稲荷町の留置線には、ラッシュ時の運用を終えた10020形の3両編成が停まっていました。ワンマン非対応のレア編成です。
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
構内を撮り始めたところ、アルプスエキスプレスが本線下りホームに到着。慌てて地下道を走りました。
 
 
 
稲荷町(10:07)→越中荏原(10:11) 富山地方鉄道本線125レ(16010形 ALPS EXPRESS 2両)
 

やって来た列車は普通の宇奈月行き。
少し停車時間があったようで、乗り込んでからも暫く停車していました。
今日は平日で、売り物の2号車は連結されていませんが、1,3号車も水戸岡デザインが光る車内で、これだけでも観光列車としてのインパクトは十分です。
 
 

 
 
 
 
 
 
 
 
列車は静かに動き出しましたが、興奮した我々親子は座ることなく車内を撮影。乗車していた皆様、目障りで申し訳ありませんでした。
 
 

子供用の展望座席。
 
 
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
反対側には立ち席カウンターの上に小物の展示棚。
 
 

ドア間の車内は在来の座席を活かしたリクライニングシートがメインに並びます。
 
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
肘掛とテーブルにはナチュラルウッドが貼り付けられてイメージ一新。栓抜きもプレートと共に健在です。さすがに灰皿は固定されていました。
 
 

リクライニング座席を挟むように、ドア寄りにはセミコンパートメント席があります。
大型テーブルを備え、グループ旅の会話が弾みそうです。
 
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
今回のアコモ改装について銘盤はありませんでした。
 
 
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名残は惜しいのですが所詮終点まで行く時間は無く、大変短区間ですが昨日と同じ越中荏原駅で降車しました。
思い立ったところで乗り降りできるのもICカードのメリットです。
 
 
 
越中荏原(10:18)→電鉄富山(10:27) 富山地方鉄道本線24レ(100300形 2両)
 

またまた10030がやって来ました。
今日最後の地鉄乗車となる列車なのに…。
 
 
 

 
 
 
 
 
 
 
 
この編成の富山方は埋め込み肘掛の残る車両でした。
これで10030方の一通りのバリエーションに出会ったと思います。
 
 
電鉄富山
 

電鉄富山では少しホームに残り撮影をすることにしました。
宇奈月特急の方向幕を出した14760形が回送で到着。
 
 
 

 
 
 
 
 
 
 
乗ってきた10030系の折り返し急行立山行き並び、北アルプ観光鉄道のムードたっぷりです。
平日でもあり、乗車した旅客がとても少なかったのは仕方ないでしょう。
 
 

この駅は、時間で改札が閉まってしまう為、列車の到着にうまく合わせて出なければ駅の方に余計な手間をお願いすることになります。
朝、抜かされたレッドアローが、また回送で到着。
 
 

 
 
 
 
 
 
 
昨日と違い閑散時間のためか、ドアが開いても乗り込む人はまばらです。折角なので、車内などを再度撮影しました。
折戸と吊革の光景に、419系を懐かしく思い出します。
 
 

次の到着で出ようと思っていたところで奇跡は起きました。
なんとテレビカーが到着!
 
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
塗装はもちろん、ヘッドサインからロゴまで美しく再現されています。
 
 

 
 
 
 
 
 
さすがに座席脇のスピーカーこそありませんが、貫通路上にはしっかり液晶テレビ(本来の乗務員室仕切りには運賃表示機が設備されて居るので仕方ないでしょう)。脇の荷棚にはチューナーらしきものがありましたが、この時電源は入っていませんでした。
 
 
 
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レッドアローとテレビカー奇跡の並び!
西のファンも東のファンもこたえられませんね。
 
  
 
〈つづく〉
 
 
 
 

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