2012年02月
冬の上越国境
雪が見たくなって関越道を北に走りました。
国境を越えようか悩んだ末、湘南色を目当てに水上へ。
駅前にはなぜか「JR列車代行」の表示を出した貸切バス。
後で調べたら、車両点検の影響で一時的に渋川~水上間の運転が見合わせになっていたようです。
谷川岳ロープウェイ駅から降りてきた同型車。
温泉帰りと見られるお客さんを結構乗せてきました。
シーハイル上越はとっくに行っている時間ですが、待合室の案内を見るともうすぐ「水上」号が発車です。
停車中の姿では寂しいと、急いで車を走らせたのですが…、
時間切れでこのような場所での撮影。
足回りやヘッドマークは写らないし、編成も収まっていないし…。
無理をせず上牧で駅撮りをすることに。
きれいに建て直された駅舎に、数名の方が列車を待っていました。
ホームへ続く昔ながらの通路。
線路をくぐって上りホームへ行く分岐が面白い造りです。
上りホームには誰が作ったのか「かまくら」が。
小さい子なら待合室にも使えます!?
上下のホームにはしっかりした待合室が現役で使われています。
いくらかの落書きがある他はきれいで、地元の方の愛着が伺われます。
やって来た下りは115系の4両。
雪雲に頂上を隠す谷川岳のふもとに向かいます。
暫く待つと折り返しの高崎行きが。
どうせなら水上号もここで撮ればよかった…。
この編成、昨年のキャンペーンのステッカー跡がありました。
宴の後みたいでちょっと寂しい気持ちに…。
この後恒例の温泉。
国道17号に戻り三国峠を越えました。
さすが新潟側、雪の量が違います。
有名スキー場のおかげか除雪はバッチリ!
国道沿いの日帰り温泉でのんびりしました。
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東武8000系と10000系
所用で野田線に乗りました。
ちょうどやって来たのは8000系の初期更新車。
この車両、外観はその後の主流となった角目顔ですが、車内は昨年東上線で引退した丸目とほぼ同じ仕様です。
ガラスの支持はさすがに改良されています。
室内灯の数が少なく、予備灯は白熱球の丸グローブ。
貫通扉も塗装仕上げで、写真はありませんが運転席の真後ろは配電盤ではなくガラス窓になっています。
8000系オンリーの野田線の中でもひときわ古さが目立つこの編成、いつまで活躍してくれるのか気になるところです。
さて、帰りは区間快速で浅草へ。
この座席、固定クロスながら作りは凝っており、会津へ向かう長距離列車としての意気込みが感じられます。
未改造の仲間はどのくらい居るのでしょうか。
東上線でも改造車の活躍が始まっています。
小さいことですが、こういう部分でも時代は流れているのですね…。
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第3京浜の路線バス
その後色々あって載せ損ねていたので、今更ながらですがご披露いたします。
ご存知の方も多いと思いますが、東京と横浜を結ぶ第3京浜道路には路線バスが走っています。残念ながら今では神奈川県内のみの運行ですが、関東では珍しい自動車専用道路を走る路線バスです。
約14kmの距離を25分程で走るこの路線、いわゆる都市間バスと通常の路線バスの中間のような存在です。
ビルに囲まれた広大なロータリーにたくさんのバスが発着しています。
私が知っている新幹線が0系オンリーだった頃の駅前と比べると、まさに別世界。
ぺですとりんデッキからホームに降りるバス乗り場。
このタイプの駅前は場所がつかみにくい事が多いのですが、ここは広いこともあって景色が見渡せ、目指す乗り場はすぐに見つかりました。
一般の路線車とあまり変わらないエアロスターですが、フロントガラスが一枚ものでやや高級なイメージ。もちろん専用車です。行先表示機には「直行 溝の口駅」の表示、系統番号はありません。
溝の口で撮った路線図。
起終点エリアにそれぞれ乗車、降車専用の停留所があり途中ノンストップの都市間バス型路線です。
運賃は全区間で片道400円、途中乗車または下車なら350円。往復割引は全線700円、途中区間が600円です。
立ち席乗車が出来なくなる旨の看板が予告文のまま残っていました。法改正によりシートベルトの全席着用が義務付けられ、自動車専用道路においては乗合バスも例外ではなくなったためです。
側窓は自家用仕様に多い引き違い窓、前中の2ドア車で全席ハイパックシートです。
ICカードや磁気カードのほか、往復乗車券まで発行できる料金箱。区間申告前払い制です。
リクライニングはしませんがシートベルト装備の座席。
乗車定員確保のため補助席も付いています。
30数年前に乗った東急バス京浜線(同じ第3京浜経由で横浜~二子玉川園間を運行していました)は立ち席重視の3方シートでした。
10人くらいを乗せて新横浜を発車。途中の停留所からも結構利用者があり、正座席6割くらいの乗車率になりました。
乗車停留所の区間を過ぎ、港北ICからいよいよ第3京浜に入ります。
左側斜線を60km/hで安全運転。
狂ったように激走している事が多い某ツアーバスとは大違いです。
時折左側に、バス停跡らしき物も含め謎のスペースが現われます。前述の京浜線は第3京浜に4つのバス停があり、途中乗降ができました。
8分足らずの走行で京浜川崎ICです。
京浜線はこの先の多摩川を渡って東京まで走っていましたが、こちらは出口レーンへ。
車格は特大ですが路線バスなので料金は大型扱いです。
もちろんETCでノンストップ。
定刻よりわずかに早く終点の溝の口に到着。
停留所には折り返し便を待つ人の姿がありました。
南武線の脇には昔ながらの飲み屋横丁がありました。
下町にも似たこの雰囲気、工場も多く古くから賑わっていた街であることが伺えます。
私が最後に乗った南武線は黄色い電車でした。
さらに子供の頃には、立川に行くと茶色い電車が北と南のホームに停まっていた思い出が…。
私達の乗ってきたバスは10数名の乗客を集め、折り返し新横浜に向かっていきました。
休日の午後とはいえ、比較的人が少ないであろう時間帯でもなかなかの乗車率です。東京を中心に考えると目的が掴みづらい路線ですが、地元の方に便利な路線として存在が定着しているのでしょう。
およそ1年前のミニ紀行ですが、震災後の一時期は運休していたこの路線も現在は復活しています。
鉄道もバスも、ちょっと変わった路線を訪れるのは楽しいものですよね。
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万世橋トライアングル
昨日の午後、秋葉原に買い物に出かけました。
息子に中古PCを買い、その後土産を買いに「肉の万世」へ。
足元には雪のかけらがまだ残っていました。
万世橋から北を望むと、総武線の先に電気街が広がります。
東を望めば神田川を渡る山手線と京浜東北線、そして奥には新幹線。
もうすぐ東北縦貫線も仲間入りです。
南を望めば、カーブして西南方向を横切る中央線。
交通博物館の跡地もクレーンが稼動し、いよいよビル建設も本格化してきました。
新橋と並んで日本の鉄道の原点ともいえる万世橋駅跡。
「三丁目の夕日」では都電が活躍するこの道も現在は都バスがまばらに通るのみです。
子供の頃、父親の買い物に付いて秋葉原に連れてきてもらうのが楽しみでした。
わくわくした交通博物館も遠い思い出です。
息子が大人になる頃、この町はどのように進化しているのでしょうか…。
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