俗に「○○顔」といわれるものがあります。
主に主力車種として大量投入されたり、後継車にも同デザインが継承されたりしたものを指しますが、昭和世代におなじみだった各線の立役者たちもだいぶ世代交代が進みました。
手持ちの写真から関東の民鉄のいくつかを選んでみました。
まずは引退が記憶に新しいこの方々。
京急1000系
片開きドアに一灯の前照灯は京急のこだわりでした。
京成3200形
懐かしい非冷房時代です。
西武101系
後期顔はまだまだ健在です。
続いて現役の方々
小田急5000形
人気のあった落とし窓が裏目に出て、9000形や5200形は先に引退となりました。
京王3000系
もう秒読み段階ですが、各地で第2の人生を歩んでいます。
残念ながらFRP時代の写真がありません…。
東武8000系
原型顔は東上線の1本のみ。廃車の話はまだ聞こえませんが、伊勢崎線の浅草口ではすでに更新車も姿を消しています。
高度成長時代の交通を支え、良くも悪くも「顔」だったおなじみの車両たち。
「昭和」の面影もあとわずかです。